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人気、実力、ルックス、実績…全てを備えた俳優の小栗旬さん。
実は、小栗旬さんは10代前半からドラマ出演を続け、現在までのおよそ30年弱、ドラマや映画、CMなどに出演し続けているのです。
長きに渡って出演し続けているということは、小栗旬さんがそれだけ世間のニーズを満たし、それを超える演技を見せているという証拠でしょう。
今回は、そんな小栗旬さんの学生時代や最終学歴について見ていこうと思います。
目次
小栗旬の最終学歴は中卒!
画像出典元:フジテレビュー
ドラマや映画では、武将から不良、CEO、官僚、エンジニアまで本当に様々な役を演じてきた小栗旬さん。
実は、最終学歴は「中卒」でした。
当然ながら人間の価値や能力、魅力は学歴だけではありません。
しかし、ほぼ9割ほどの方が高卒以上、全入時代と言われはじめた大学への進学率が50%を上回る現代においては、少し驚きの事実ですよね。
調べを進めていきましょう。
高校は中途退学
小栗旬さんは中卒と書きましたが、高校に行っていないということではありません。
高校には入学したものの、やむを得ず高校を中途退学という道を選択したようです。
文部科学省の調べでは、高校に入学して中途退学する方は年間で約8万人ほどいると言います。
その理由や通学高校については後述しますね。
小栗旬は高卒認定試験を受けていない!
画像出典元:Twitter(X)
高校を中途退学した方の中には、「高校卒業」に準じる教育を受けたことを証明するために「高卒認定試験」を受ける方がいます。
その資格を持って大学受験をするケースが多いでしょう。
結論から言って、小栗旬さんは「高卒認定試験」は受けていませんでした。
「高卒認定試験」は、毎年8000人から9000人が受験し、4000人程度が合格するという合格率約45%の試験です。
単純計算ですが、先に紹介した高校の中途退学者が8万人ほどでしたので、そのうちの10%ほどの8000人が「高校認定試験」を受けているのですね。
受験に際しては受験料が必要となり、3教科で4500円、4~6教科で6500円、7教科以上で8500円となっています。
高卒認定試験を受けない理由
芸能界でも中卒から「高校認定試験」に合格した方は多く、横山裕さんや大倉忠義さんといった同世代のタレントもその中の一人です。
しかし、小栗旬さんは「高卒認定試験」を受けませんでした。
その理由は本人の口から明らかにはなっていませんが、高校在学中も卒業後の年齢になっても俳優としての仕事が安定していたことはあるでしょう。
また、小栗旬さんは兼ねてから「自分の拳ひとつで生きていける男になりたかった」と語っていましたので、学歴や肩書には興味がないのかもしれませんね。
本人は、「拳ひとつでは全然食っていけない、無理…」とも語っていましたが、演技力という拳でここまで道を切り開けている訳ですから、「高校認定試験」は必要ないのでしょう。
そして、今日まで「高校認定試験」を必要としてこなかった背景には、”小栗旬さんの俳優としての成功”や”成功への自信”があったのではないでしょうか。
小栗旬の小学校出身校は小平市立小平第三小学校!
画像出典元:スタディピア
小栗旬さんは、東京都の小平市出身。
小学校は近所の公立小学校であった小平市立第三小学校に通っていたそうです。
俳優やタレントの中には、小学校から私立に通う方もいますが、小栗旬さんは公立小学校出身ということで親近感がありますね。
ちなみに、同じく小平市出身の有名人には元サッカー日本代表の中村憲剛さん、元バレーボール日本代表の大林素子さんらがいます。
小平市立小平第三小学校でのエピソード
小栗旬さんは、小学6年生のころにエキストラとして芸能界デビューを果たしますが、小学校時代は野球少年だったようです。
左利きであった小栗旬さんは、「グラブが右側にある方が適している」という理由でファーストのポジションを任されたそうです。
しかし、小学校のころは身長も低い方でなかなかうまく取れずに苦労したそうです。
ミスした時のみんなの視線も嫌だったというおとなしい子供だった小栗旬さんは、試合の度に「雨降れー!」と思っていたとのこと。
しかし、そんなおとなしい小栗旬さんはダウンダウンの大ファンで密かにお笑い番組をチェックしていたそうです。
今の小栗旬さんからは想像もつかないですね。
小栗旬の中学校出身校は小平市立上水中学校!
画像出典元:itot
中学校は、同じく近所の公立・小平市立上水中学校に通います。
中学校に入ったころには、子役として定着しはじめ、NHKの大河ドラマなどにも出演、順調な俳優人生を歩きだしていました。
小平市立上水中学校でのエピソード
俳優という仕事が軌道に乗りはじめていた小栗旬さんは、中学生の頃にすでに多忙だったようですね。
様々な撮影現場で役者やスタッフに触れることで、14歳のときには「ハリウッドに行きたい(進出したい)」という目標を立てたといいます。
大きな夢のある中学生、素晴らしいですね。
子役での活躍から壮絶ないじめを受ける
小学生のころと同様におとなしい性格もあって、子役としてドラマに出たり撮影のために学校を休んだり早退したりしたことで、本人が意図しない形で悪目立ちしてしまったようです。
クラスでは生徒に無視をされたり、席の椅子が隠されたり、カバンが隠されていたかと思うとびしょ濡れでトイレに捨てられていたこともあるほど壮絶ないじめにあったといいます。
今でこそ、人間の多様性や個性を尊重することが声高に叫ばれるようになりましたが、当時の日本では「右へ倣え=みんな同じ」が当たり前。
他人と違うことをしている人間をすぐに好奇の目に晒したり、やり玉に挙げて攻撃してしまうような時代でした。
このようにエグいいじめの話を聞くと、集団心理や集団の価値観、組織の持つ暗黙の強制力、根本的な倫理観など、考え直さなければならないことが多くあると感じざるを得ません。
これを機に、私たちもひととの接し方や組織や集団の中での振る舞い方を考える必要があるのかもしれませんね。
不登校になり卒業式には出席できず…
このようないじめの経験から小栗旬さんは、中学校に行くことができなくなったといいます。
いわゆる、不登校になってしまったのです。
結果として卒業式にも出ることができなかったといいますから、相当なダメージがあったのでしょう。
あのような経験をしてしまった訳ですから不登校になるのも無理はありませんし、そうなった小栗旬さんを責めるのはとんだお門違いです。
ある意味では、仕事場であった撮影現場が小栗旬さんの学び舎だったのかもしれません。
小栗旬の高校出身校は明星学園高校!
画像出典元:中学受験アンサー
中学校には行かなかったとはいえ、時間は待ってくれず高校受験のときがきます。
小栗旬さんは、出身地の小平市からほど近い三鷹市にある「私立明星学園(みょうじょうがくえん)高校」に一般試験で合格して入学したそうです。
明星学園(みょうじょうがくえん)は、1924年に開校した歴史ある高校で偏差値は59前後と、とても優秀な学校だそうで東京六大学クラスの大学に毎年数十名の合格者を出しているトップクラスの高校としても有名だといいます。
こういった高校に合格する小栗旬さんは、地頭や学力は高いのですね。
また、同学園は、岩下志麻さんや加賀まりこさん、中村獅童さん、宮崎あおいさん、杉田かおるさんなど多くの有名人を輩出していることでも有名であり、芸能活動をしていた小栗旬さんには適した環境だったのかもしれません。
この背景には、明星学園の「自由や主体性を重んじる」という校風もあるのでしょう。
なお、東京都府中市にある幼少中高大学までを有する総合学園の「明星学園(めいせいがくえん)」とは別ですのでご注意ください。
明星学園高校でのエピソード
中学での壮絶ないじめの影響だったのか、思春期ゆえの反抗心なのかわかりませんが、高校時代の小栗旬さんは小中時代の大人しい子供とは別人でした。
「高校時代は目標を失っていて、色々な事にムカついていた」「悪いこともたくさんして迷惑ばかりかけていた」と本人が語っています。
その行動は、もしかしたら自立心の表れなのかもしれません。
高校2年生の頃には、兄の留学先であるボストンに一人で訪ねて行ったそうですが、そういった部分にも自立心や自律心があったのではないでしょうか。
遊びに明け暮れ髪型はモヒカンに
中学時代とは打って変わって「遊び」に明け暮れたという高校時代の小栗旬さん。
ストリートファッションに身を包み、スケートボードに熱中したり、夜な夜な遊びに出かけたりとやんちゃだったそうです。
小栗旬さんが高校時代であった1997年や1998年は、スピード感に溢れた歪んだギターのメロコアやパンクやヒップホップを掛け合わせたミクスチャーロックが全盛の時代で、日本ではJパンクが隆盛の時代でした。
そんな時代にミドルティーンだった小栗旬さんも当然ながらそんなカルチャーに影響されて育ったものと思われます。
パンクやメタル、ヒップホップなどストリートには様々な魅力的なファッションやヘアスタイルが溢れていますよね。
画像出典元:Twitter(X)
高校2年生の小栗旬さんは、その中から「モヒカン+眉毛全剃り」を選んだらしく、父親にモヒカンを掴んで引きずられるほど怒られたとか。
それはそうですよね、息子が「モヒカン+眉毛全剃り」で学校も行かずフラフラしていたらほとんどの父親はこうするでしょう。
よほどこっぴどく怒られたのか、このことをキッカケに学校に行くようになったそうですが、このエピソードはかわいらしくてほっこりしますね。
高校時代にはアルバイトもたくさん経験したようで、ガソリンスタンドでアルバイトしていたといいます。
アルバイトでは様々な経験ができたと思いますが、「モヒカン+眉毛全剃り」のときはどうしていたのでしょうか…?
後に不良たちの青春を描いた映画「クローズZERO」に主演する小栗旬さんですが、その片鱗が高校時代にあった訳ですね。
野球部に所属し1番センターのレギュラーに
画像出典元:Google画像検索
そんな小栗旬さんですが、野球部に所属したそうです。
子供の頃から野球をしている訳ですから、相当野球が好きなのでしょうね。
小学生の頃は背が小さくて非力だった小栗少年はすっかり大人になり、運動神経も良かったようです。
「モヒカン」の話から、真面目に練習をしていたようには思えませんが、足も速くレギュラー選手だったそうです。
打順とポジションは、1番打者でセンターだそうで「俊足強打」のバイプレーヤーだったといいます。
ルックスだけでなく運動神経まで…、なんか、羨ましいですね。
芸能活動の多忙もあり、明星学園高校を中途退学
そんな高校時代を過ごしていた小栗旬さんでしたが、中学高校時代から安定して俳優の仕事があったため多忙で高校を中途退学したそうです。
さきほど、「自立心の表れ」と書きましたが、こういったところにも小栗旬さんの「自立心」や「拳ひとつで生きていきたい」という想いが込められていたのかもしれませんね。
「機を見て敏なり」ということなのでしょうか、潔さには感服します。
小栗旬の学生時代の成績
さて、小栗旬さんの成績を見てみたいと思います。
結論から言って、中学時代は比較的上位クラスの成績だったと言えますね。
偏差値59の明星学園に合格するということは、恐らくは、中学の成績は上位15%~30%グループには入っていたと思います。
高校では「遊び」に明け暮れたという話でしたので、成績は中の中~中の下くらいだったかもしれません。
とはいえ、高校での学習範囲は中学時代に習ったことが基礎や土台になるものがとても多いので、なんとかなったのではないでしょうか。
ということは中学の学習は侮れないとことですよね、中学生のお子さんがいらっしゃる方は要チェックですね。
小栗旬の学生時代の恋愛エピソード
画像出典元:Google画像検索
小栗旬さんが、学生時代からイケメンだったことは先に掲載した写真からもおわかりいただけるでしょう。
そんな小栗旬さんは、中学2年生の頃に「はじめての彼女」ができたそうです。
掲載写真は、小栗旬さんがちょうど14歳の頃。
その彼女は小栗旬さんが小学生の頃から片思いだった女の子だそうで、自ら告白をしたのだとか。
高校時代の写真も、今どきのイケメン男子だった小栗旬さん、モテたでしょうね。
交際云々はさておき、中高生のころの淡い恋の記憶は誰にでもあるもの、思い出すと胸の奥の方がザワザワしますね。
なんだか、あの頃は良かったなぁ的な空気になりそうなで話を先に進めましょう。
小栗旬が芸能界での活躍の軌跡
画像出典元:サンスポ
ここでは小栗旬さんの芸能界での軌跡を簡単に振り返ってみます。
1994年、小学6年生の時に児童劇団に入団し中学生の頃には大河ドラマへの出演も果たしています。
1998年、高校1年生のときには人気ドラマ「GTO」に出演、18歳を迎えた2000年には映画「しあわせ家族計画」に主演したほかドラマ「ごくせん」に出演。
これ以降の活躍はもはや言わずもがなですね。
芸能界を目指すきっかけは内田有紀への憧れ
画像出典元:exciteニュース
小栗旬さんに憧れて俳優を目指した方は非常に多いと思います。
そんな小栗旬さんはなんと内田有紀さんに憧れて芸能界を志したというのです。
小栗旬さんが児童劇団に入った1994年、「TENCAを取ろう!内田の野望」でCDデビューを果たし、ドラマ「時をかける少女」で主演を張り、ラジオ「夜空にYOU KISS」も大好評と、内田有紀さんは何をやってもブレイクしていた時代でした。
そんな内田有紀さんの圧倒的な人気と勢いにすっかり心を奪われた小栗旬さんは、後に「内田有紀さんに会いたくて…」とまで語っています。
友達に「内田有紀に似てる」と言われたことから、ドラマで弟役で共演できる、と思って芸能活動をしていた時期もあるのだとか。
小学6年生の頃にオーディションに応募し、見事合格!
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小栗旬さんは、俳優になればいろいろな人になれると感じたことから芸能界の門を叩きました。
小さい時からドラマが好きだったという小栗旬さんは、カッコいい主人公を見るとその都度、夢や目標が生まれたと語っており、そんな様々な夢を見せてくれる俳優という職業に大きな憧れを持っていたのでしょう。
そうして自ら応募したオーディションに見事合格して、エキストラとして仕事をはじめたのです。
高校1年生でドラマ「GTO」で初レギュラー出演!
画像出典元:pinterest
オーディションに合格して以降は、小さいながらもドラマの出演が重なり、経験値を積み上げた小栗旬さん。
高校1年生で、生まれて初めてドラマにレギュラー出演を果たします。
そのドラマが、原作漫画も大ヒットしてドラマも含めて社会現象にもなった「GTO」でした。
当時本当に高校生で、「リアルに高校生を生きていた小栗旬さん」にしか出せない思春期の男子の等身大の姿は、名作ドラマの脇をしっかりと固めていました。
この頃から、小栗旬さんの得意の「表情や目線で魅せる演技」の片鱗が感じられます。
花より男子の「花沢類」役で大人気に!
画像出典元:pinterest
そして、「俳優・小栗旬」の人気を決定づけた作品と言えば「花より男子」ですね。
小栗旬さんの演じた「花沢類」は、常に主人公を見つめ、守り、ストーリーを前に進める非常に重要な役でした。
リアルタイムでこのドラマを見ていた筆者は、小栗旬さんからほかの俳優にはない不思議な魅力を感じ、それ以降ずっとファンとして見てきました。
井上真央さん演じる「牧野つくし」を、表面上は冷たくあしらいながらも、心の底では誰よりも深く、優しく、温かく包んでくれる「花沢類」。
最後の最後に、親友の「道明寺司(松本潤さん)」のために「牧野つくし」への恋心に蓋をする「花沢類」の瞳は忘れることができません。
実際、いまだに多くのファンが小栗旬さんの「花沢類」を高く評価しています。
このドラマで「花沢類」が見せた「冷淡な表情の中に隠した優しさや愛情に満ちた、それでいて寂しさに満ちた瞳」は、小栗旬さんにしかできなかったでしょう。
壮絶ないじめや「拳ひとつで生きていける男」になろうとした強い自立心から来る反抗や若気の至り、潔く退路を断った高校中退、それ以降役者一本で生きてきた信念と実績。
そのような人生を歩んできた小栗旬さんだからこそできるあの「花沢類」の瞳、本当に素晴らしかったと思います。
小栗旬の学生時代に対する世間の声
小栗旬さんの最終学歴が中卒、高校中退であるという事実は、世間にはどのように受け止められているでしょうか。
芸能人やタレント、俳優ということが前提になると「中卒でも実力や能力には影響はない」という見方もできますし、事実として中卒の方も多くいらっしゃいますね。
実際、「小栗旬さんが中卒だから好きではない」という方は、そうそういないのではないかと思います。
また、高校時代に多少やんちゃをしていた過去も、「笑って許せる範囲のやんちゃ」として受け止められていることは間違いないでしょう。
少なくとも、小栗旬さんにはそういったものを払拭して余りあるだけの俳優としての魅力や実力がありますよね。
例えば、同じ俳優で見れば山田孝之さんや藤原竜也さん、成宮寛貴さんも中卒です。
歌手やアーティストで見れば、安室奈美恵さん、清水翔太さん、西川貴教さん、河村隆一さん、中島美嘉さんなども中卒となります。
あくまで個人的な意見ですが、学歴というものは職業やその人が送りたい人生の方向によって大きく変わってくるものだと思うのです。
料理人や美容師、アーティスト、芸術家を目指す人にとっては中学卒業後に専門学校に入るというケースもありますし、歌舞伎なども含む芸能のように学歴とは別の次元に存在している職業も多くあるでしょう。
とはいえ、ビジネスマンや起業を目指す場合であれば、最低限の一般知識を得るという目的で最低高校は卒業したい、という見方があるのも事実です。
高校に行きたくても行くことが難しい状況にあるケースも存在します。
理想論ではありますが、「高校に行きたい」と思った方が、思ったときに「より気軽に、より手軽に、より負担なく高校認定試験を受けることのできるしくみ」や行政などのサポート体制を確立していくべきではないかとも感じます。
話は少し逸れましたが、小栗旬さんの学生時代に対する世間の声は概ね肯定的といってよいのではないでしょうか。
また、小栗旬さんは35歳のときに「英語を学ぶ!」と一念発起して1年間ロサンジェルスに住み込んで勉強し、今でも英語を学び続けているそうです。
演技への探求心だけでなく、学びの意欲も評価されている小栗旬さんは学歴や学生時代という枠では収まらない大きさなのではないかとも思います。
今回は、小栗旬さんの学生時代や最終学歴についてご紹介しました。
どういった状況であれ、小栗旬さんが素晴らしい俳優であることには変わりはありませんね。
これからも小栗旬さんの活躍を応援していきたいと思います。
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